コロナ騒動以来、震災に向けた備蓄をしているご家庭が増えているようです。
しかしながら、実際の備蓄内容を見るとレトルトカレーやスパゲッティ、カップ麺、缶詰ばかり。これを本当に毎日食べていけるのか?と疑問になりませんか?
単に備蓄を買い揃えるだけでは無く、実際に食べてみて、実用的なメニューを考える必要があります。
そこで「実用的な備蓄メニュー」をご紹介する「備蓄メシ」コーナーを設けてみました
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備蓄メニューについて
私は、東日本大震災の時は、現地に長期間ボランティアに行きました。乾パンやレトルトカレー、カップ麺、パックのご飯など、当たり前の備蓄が、全く実用性の無いことに驚きました。
パックのご飯は、レンジが使えない環境だと、20分近く湯煎しないと食べる事ができません(温めないと消化されません)
カップ麺は、汁を捨てなくてはならず、下水が機能していない状況下では捨て場に困ります。
詳しくは下記エントリーをご覧ください
また私は、登山が趣味で、テントを担いで連泊の縦走登山に良く出かけます。登山はキャンプと違い、冷蔵の必要が無い食材が条件で、ゴミを出さない、捨てる水分が無い、軽くて栄養がある、鍋や食器は最低限、など震災時の備蓄と似たようなご飯内容になります。
無味乾燥な食事になりますが、それでも山に行く人はそれぞれ工夫して山メシを楽しんでいます
備蓄を眺めて、1週間分の朝・昼・夜のメニューを想像してみて下さい。
レトルトカレー、レトルトハヤシ、クラッカーおやつ、カップ麺..これの繰り返しに耐えられますか?
私も備蓄生活を実践した事がありますが、食事が苦痛になります。
初回はシンプルなメニューです
魚肉ソーセージカレーメシ
カロリー
- 魚肉ソーセージ:129cal
- カレーメシ:465cal
合計:594 cal
材料
NISSIN(日清食品)カレーメシと魚肉ソーセージだけ
レシピ・作り方
魚肉ソーセージを斜めにカット
カレーメシにお湯を注ぐ
5分待つ
カットした魚肉ソーセージを入れて完成!
魚肉ソーセージは全部入れる必要はないので、私は半分入れて残りは直接食べてます。
後記
ちなみに魚肉ソーセージは、半年くらいは賞味期限が持ちます。賞味期限が切れた魚肉ソーセージは、料理に使ったり子供のおやつにしています。
丁度良いローリングストック食材だと思います。
シンプルですが、ガッツリお腹に溜まって、カロリーも摂れます。私は、登山の時は昼飯としてパッとお湯を沸かして食べる事が多いです。
登山は、お腹が空いて力が入らない「シャリバテ」という状態を避ける必要があります。シャリバテとは 「炭水化物不足によるエネルギー切れ」でお腹が減って力がでなくなります。そのため歩きながら食べる行動食とは別に、しっかりと食べる必要があります。
震災の時も同じです。とにかく栄養を摂らないと、気持ちが沈みがちになり、食欲不振のスパイラルに陥ってしまいます。
余談ですが、カレーメシはキャンプや登山の定番化していますが、器が嵩張るので、登山の時はジップロックに入れて持ち歩くのが流行しています。
最近では、カレーメシに「バターチキンカレーメシ」「キーマカレーメシ」「ハヤシメシ」など、バリエーションが増えました。
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