コロナ騒動の影響で、世界的に慢性的なマスク不足に陥っています。
本来使い捨ての不織布マスクですが、手持ちの不織布マスクの在庫が切れてしまい何日も使い回している人が続出しています。
私の周囲では、手作りマスクを作り疲れた!という方も増えて来ました。
現在、我が家には70枚くらいの不織布マスク在庫と、洗って再利用できるポリウレタン素材の「PITTA MASK」が何枚かあります。しかしながら、家族4人で1回に4枚使ってしまうので、それくらいの在庫では全く安心できません。
またポリウレタン素材のマスクは、新型コロナウイルスやインフルエンザのようなウイルスは防ぐことが出来ないと公表されています。
ポリウレタンマスクは、「マスクしているアピール」だけの、対外的な見た目だけの装備だと言われています。
そこで不織布マスクは、子供の学校や塾が再開された時用に温存しておき、親は不織布マスクを4日間づつだけ使い回す事にしました。
近所の妹家族は、とっくに不織布マスクの在庫が切れており、残りは数枚との事で、随分前から不織布マスクを使い回しているとのことでした。
「何日も使うから臭いし、衛生的ではないので厳しい」とこぼしていました。
そこで匂わないで、できるだけ衛生的に使い回せる方法をご紹介したいと思います。
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不織布マスクを使い回す方法
ちなみにメーカーは「不織布マスクは、使い切りを想定して製造・販売をしており、洗ったり、消毒して再利用した場合の効果について、検証は行っておりません。」と告知しています。
今回ご紹介する方法は、緊急手段だとお考え下さい。
それでも使い回しの臭いもありませんし、2つの方法で除菌も行っていますので、かなり衛生的で有効な手段だと思います。
不織布マスクに不織布のフィルターを装着する
口元の息や唾液でマスクが臭いますので、フィルターとして間に1枚余計に不織布を貼り付けてインナーマスクにします。
使う不織布は、何でも構わないと思います。私はクレシア ワイプオールという使い捨て雑巾的な不織布を使っています。
無ければ、カウンタークロス(台布巾)として売られている不織布でも構いません。ニトリなどではロールで売られていますね。
またカウンタークロス用の不織布でも無地の物が販売されていますし、結局はマスクの中に隠れる部分なので、模様が付いていても問題ないと思います。
どれも入手できなければ、クイックルワイパーに使われているような不織布でも大丈夫だと思います。
不織布をマスクの内側の口元の分だけのサイズにカットします▼
不織布の両サイドに両面テープを貼り付けます▼
マスクの内側に貼り付けます(分かりやすいように黒色のマスクを使いました)▼
※ スケスケなので、もちろんフィルターでウィルスが除去されているとは考えて居ません。このフィルターは、あくまで口に触れる部分の唾液による雑菌と、臭い対策です。
一度装着してみて蛇腹を広げてから、再度口元に合わせまて両面テープを貼り直します▼
※ 私はこのままで大丈夫ですが、妻は鼻の所がヒラヒラするのが落ち着かないとの事で、鼻の所も両面テープでマスクに固定しています
お手入れ方法
マスクを使って帰宅したら、フィルター替わりに付けた不織布を外して捨てます。
その後、マスクに除菌スプレーをします。マスクの外側に菌が付着するので、両面にスプレーするようにします。
ちなみに除菌スプレーは、無水エタノールと精製水で自作しています。臭い除去の為にハッカ油も数滴入れて作っています。
その後、さらに太陽光に数時間晒して紫外線を使った除菌・滅菌・殺菌?して完了!▼
ちなみに妹家族にも不織布を分けて対策するようにアドバイスしましたが、除菌スプレーが手に入らないので、除菌効果のあるファブリーズ「ファブリーズW除菌」や「リセッシュ除菌EX」を使ってたようでした。
しかしながら、消臭スプレーのメーカーからは「コロナ対策としての使用はおススメしておりません」とされているようで、マスクの臭い対策にしかならなかったとの事でした。
そこで、UVの殺菌灯をを購入して、除菌する事にしているそうです。これならば除菌スプレーが無くてもソコソコ安心できますね。
ちなみに青色LEDで照らしているだけの中華製品は、殺菌灯を使っているか怪しい製品もあります。
本物かどうかは、百均で売っているUVレジンが固まるので、紫外線が照射されていると分かります。
不織布マスクの使い回しまとめ
不織布マスクの使い回しという、シュールな手段を用いる自体が来るとは思ってもいませんでした。
この方法で最長5日間使ってみましたが、唾液や口から飛んだ食べ物のカスが直接マスクに付かないので、臭いはありません。
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