お水やお湯を入れるだけで白飯が食べられるアルファ米は、登山やキャンプの定番になっています。またアルファ米はレンジや調理が不要なので、災害用としても一番優れた備蓄ご飯だと言われています。
実はこのアルファ米は、「乾し飯(ほしいい)」「糒(ほしい)」「乾飯(かれいい)」などと呼ばれ、日本でも古くから戦や旅などの非常食・保存食として存在していました。
今回は残ったご飯を「乾し飯」に加工して震災用の備蓄食料にする加工方法をご紹介します。
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残りご飯からアルファ米の作り方
残ったご飯をザルに入れます。アルファ米用にご飯を炊く場合には、寿司飯モードなど水分少な目で硬く炊いてください。
水で洗ってぬめりを取りながらパラパラにします▼
次にご飯を乾燥させますが「自然乾燥」と「オーブン乾燥」の2通りあります。
昔ながらの乾し飯と同じ手法で作る場合、ネットに入れて天日干しします。干す日数は地域や季節によって違いますが、3・4日くらいが目安です▼
オーブンで乾燥させる場合、クッキングシートの上にお米を薄く伸ばします▼
できるだけ薄く薄く延ばすのがコツです▼
オーブンの温度は100℃~110℃で120分くらいが目安です(ご飯の分量にもより違います)▼
20分毎に開けて様子を見ながらお米をほぐします▼
カチカチになっていても、まだ米の塊の中は柔らかいので崩しながら乾燥させます▼
私はクッキングシートの上から麺棒などで崩しています
この時、あまりグイグイすると米が割れてしまうので注意して下さい▼
残っている塊が小さい程、戻した時に美味しいご飯に戻ります。
↓ このサイズが最大。これより大きいと戻すのに時間が掛かる上に糊状になって不味いです。
これで完成なのですが、大きい塊の中に水分が残っているとカビの原因になり失敗した事があります。
私は仕上げに丸一日このままの状態で干して完全に水分を抜いています。天日干ししても良いですし、湿気の無い日でしたら部屋に吊るして置くだけでも大丈夫です。面倒な時にはオーブンの皿のまま放置しても翌日にはカッチカチに出来ていました…
私はコールマンのキャンプ用のハンギングドライネットを使っていますが、干し網は百均でも売っています。
完成したアルファ米はジップロックに入れて保存すると便利です▼
3年以上保存している自作のアルファ米もありますが、食品用のシリカゲルを入れなくてもカビたりせずに美味しく食べれています。
ご飯の戻し方
戦国時代には乾し飯をそのまま食べる事もあったそうです。しかしながら基本的には炊飯ジャーの底に残ったカピカピ米と変わらないので、そのまま食べるのは厳しいです。。。歯が欠けるかも
このまま炒めたり食材と一緒に軽く煮て使うレシピもありますが、お湯で戻して食べるのが基本です。
私はご飯1杯でアルファ米90gを目安にしています。市販のアルファ米は1袋で 100 g ありますが 約1杯半分です。90gでも意外と 大盛り になります。
熱湯を200cc入れます▼
フタをして30分間蒸らします▼
※ お水で戻す時には1時間以上浸しておく必要があります
途中でお米を混ぜながら塊を崩します▼
30分経つと冷めてしまうので、その後1分間レンジでチンして食べています▼
※ 震災や非常時にはレンジはありませんが、普段は温めて食べたいですね
アルファ米のレシピまとめ
乾燥した時の「ご飯の塊」は、お湯で戻した後も塊のままの糊のようになります。やはり自作のアルファ米は市販品には適いません。
味は「如何に細かいサラサラのアルファ米に出来るか?」で決まります。市販されているアルファ米のように1粒ずつ分離させる事ができれば、お湯で16分戻すだけで美味しいご飯になります。手作業で時間を掛けてマメに崩せば良いのですが、無理に剥がすと米が割れてしまっうので限界があります。
細かいサラサラ米に戻すテクニックがあれば教えてください。
我が家では息子達が食事不要と知らずに、炊いてしまったご飯が大量に余る事があります。おかずが多すぎて白飯に全く手を付けないような日もあります。
翌日に持ち越しても微妙に量が足りなくなったりしますので、そんな日に残り飯をアルファ米に加工して保存するようにしています。
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