東日本大震災、熊本地震などの影響で防災の意識が高まり、震災時の「非常用の持ち出しバック」を用意しているご家庭が増えてきました。しかしながら、セット販売されているテンプレートの内容物だけで本当に実用に耐えられるのでしょうか?
前回は大雨・台風などの水災害から荷物を守る「ドライバック」をご紹介しました。今回は雨具、敷物、タープ、簡易トイレなどとしても使える便利アイテム「ポンチョタープ」をご紹介します。
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ポンチョタープ
ポンチョタープの様々な応用方法をご紹介します。
雨具として
ポンチョタープは文字通り雨具としてのポンチョとして使う事ができます▼
寒い時にはポンチョを羽織ると意外と暖かく体温を逃がしません。銀のレスキューシート代わりにも使えます。
簡易トイレ
また被災時にポンチョは、雨具としてだけでは無くトイレ用の目隠しとして使う事もできます。
トイレ目的の簡易ポンチョも販売されています▼
このポンチョ式トイレは登山などでは一般的な方法で、圧倒的にトイレが足りない富士登山などでは良く使われています。物陰に隠れてポンチョを羽織って用を足します。
レジャーシート代わりの敷物
ポンチョタープは、ボタン式で広げる事が可能となっています。広げて敷けば非難時にはレジャーシート代わりに使えます▼
荷物置き場として使ったり、避難所で場所が足りない時には居場所にもなりますね▼
タープ
ハトメがついているので、ロープを用意しておけばタープとして使う事も可能です▼
色々な張り方が可能▼
雨はもちろん日差しを遮る時に役に立ちます。
まとめ
ご紹介しましたように、ポンチョタープは敷物、トイレ、雨具、防寒具、タープと1つで5役の便利アイテムです。持ち出し袋にレジャーシートと雨具、トイレ用ポンチョを入れるくらいなら、ポンチョタープを1枚を入れておいた方が圧倒的に役に立ちます(タープとして使う場合には、別にレジャーシートは1枚欲しいです)
私が使っているのは「軍用のポンチョタープ」風のモデルです。
広げると198×145cmありますが畳むとA4サイズ▼
我が家では、行楽の時にもポップアップテント代わりにポンチョタープを使っています。一緒に小型のアルミポールを1本持っていけば良いので、電車での移動も全く苦になりません。
折りたためば40センチの軽量アルミポールを使っています▼
この時はタープとしても使えるレジャーシートを張っていますが、雰囲気はこんな感じです▼
ポールを持ち歩いていない時には木の枝などで代用しています。今使っているポンチョタープは3代目で、もう十年近く持ち歩いています。急な雨、不意の公園弁当など本当にお世話になっています。数年前には旅行先で豪雨で電車が止まい、地方の駅に缶詰になった事があります。その時にはシートとして敷いて、荷物を置いて子供達はこの上で寝ました。
もちろん「防災持ち出しバック」にも1枚入れています。
ミリタリーモデルはPVC製で少し重いので、軽量タイプが良い方はナイロンやポリエステルがお勧めです
本格的な登山ではISUKA(イスカ) ウルトラライト ベーシックポンチョが有名です▼
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